今日読んだ本と感想。
応用物理の最前線には未来が見える!
応用物理学は未来を創る
宇宙の始まりを探るのが物理学なら、量子コンピューターを創るのが応用物理学だ。応用物理の最前線には、いつも未来が見える。カーボンナノチューブ、超高速現象、量子コンピューター、熱電変換、ロボット……経済に影響を与え、社会構造をも変える可能性を秘めた8つの最新研究を紹介する。
コンピューター、プラズマテレビ、電話、自動車、飛行機、医療機器、人工知能……「応用物理ってなんだ?」というあなたも、応用物理が創り出したものは、よく知っているはずです。物理学ではない工学でもない応用物理学の最新研究を解説するとともに、応用物理学のおもしろさを紹介します。
目次
- 第1章 ハイテクを生み出した京都の竹とナノテクを生む筑波の炭素材
- 第2章 超高速現象の世界
- 第3章 シュレディンガーの猫は計算が得意
- 第4章 コンピューターはプロ棋士になれるか
- 第5章 見えないものを見る
- 第6章 光ファイバーが拓く明日
- 第7章 廃熱から電気を作る環境にやさしいセラミックス
- 第8章 人間と機械の新しい関係――心を持った機械を作る
物理学をそんなに好きではない私でも楽しく読める1冊だった。
身近な、そして最近でてきたような新しい物、あるいはこれから先に出てくるであろう物の中に隠れている物理学について説明されているからだと思う。身近な方が、そして新しい方が好奇心が刺激され易かったり、興味、関心が湧き易かったりするので。
ただ、いくら身近で親しみ易い内容とはいっても物理の本なので算数、数学の予備知識が全くないと読みづらい内容ではあるかも。
ということで、物理をそんなに好きではないけどそれでも好奇心が刺激されたので、身近なこと、最新のことからは少し離れるかもしれないけど物理学の基礎知識、教養をこれから少しずつでも身につけて、最新のことも含めてより物理学全体を楽しめるようになったらいいなあと思った今日この頃。
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