2014年6月20日金曜日

今日読んだ本、Software Design 総集編 【2001~2012】 [大型本] (SoftwareDesign 編集部 (著)、 技術評論社)の感想。

内容紹介

『Software Design』のバックナンバーを収録したDVD-ROMと書き下ろし記事が一緒になった総集編です。12年分のIT技術/ノウハウが詰まった本誌はITエンジニアの強い味方になるでしょう。

目次

Looking Back on Software Design
 DVD-ROM収録記事一覧

特集
OSS全盛期を生き抜くために 技術の進化をたどりながらLinuxを完全理解

序章:エンジニアがOSS/Linuxに関わる意義…… こじまみつひろ
Part1
Linuxカーネルのしくみと進化

第1章:Linus Torvaldsが生み,ユーザが育てたOS…… こじまみつひろ
第2章:PC-UNIXにふさわしいカーネルへ…… こじまみつひろ
第3章:エンタープライズ領域への挑戦…… こじまみつひろ
Part2
Linuxディストリビューションの変遷と逸話

第4章:企業向けディストリビューションRHELの軌跡…… 藤田 稜
第5章:自由と使いやすさを求め続けてきたDebian/Ubuntu…… やまねひでき
第6章:もう1つの伝統的ディストリビューションopenSUSE…… 杜若 桔梗,武山 文信,橋本 雅彦
コラム
OSS時代にエンジニアに必要とされる基礎体力

①技術/知識の根底にあるのは好奇心…… 宮原 徹
②長年のOSS開発で知った10年役立つ技術…… 石井 達夫
③語学力とエンジニアリングが時流を捉える決め手…… すずきひろのぶ

Software Designを定期購読してないし、12年分のバックナンバー、記事を読めるということで入手。まだ、DVD-ROMの中身をMacの中に移しただけで、バックナンバーの記事自体は読んでないけど、すでに十分楽しめた。

DVD-ROM収録記事一覧のページ(紙)を読んだだけでも、過去12年に、こんなこと、あんなことがあったんだなぁとか、復習、歴史(12年分だから歴史っていうには大げさかも)を知ることができて面白かった。

さらに、書き下ろし特集で、Linux、OSSの歴史、背景、技術の進化も知ることができたし。(こちらは、バックナンバーの12年に限らず、Linux、OSSのそれ以上の歳月について書かれてる。また、読んだついでに、最新版のUbuntuをVMware Fusion上にインストールしてみた。) 既に、Software Designの12年分のバックナンバーの全号持ってても、入手して損した気分にはならず、コラム書き下ろし特集だけでも十分楽しめる感じ。さらには、DVD-ROM収録の電子化のおかげで、12年分の全号を全文検索出来るようにもなるし。

ということで、既に十分本書に満足したけど、さらに、バックナンバーを検索したり、調べたり、読んだりと、もっと楽しめそうだなぁとワクワクしてる今日この頃。

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