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数学読本〈1〉数・式の計算/方程式/不等式 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第2章(文字と記号の活躍 - 式の計算)、2.3(整式の除法と分数式)、整式の最大公約数と最小公倍数の問17.を解いてみる。
問17.
求める2つの整式をA、B、最大公約数をG、最小公倍数をLとし、また、A = GA'、B=GB'とする。
L = GA'B'から、GA'B'は3次式、Gは1次式なのでA'B'は2次式である。そして、A'、B'の字数は等しいので、A'、B'は1次式となる。
また、A'B'G = Lということから、求める2つの整式は
となる。
次数が等しいという制限をつけない場合は、上記に加えて、
という2つの整式も条件を満たす。
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