2015年7月14日火曜日

今日読んだ本、詳説 Cポインタ (Richard Reese(著), 菊池 彰 (翻訳), オライリージャパン)の感想。

内容紹介目次

ポインタはC言語を習得する上での最大の壁と言われ、マスターすることが難しくポインタで挫折するプログラマも少なくありません。しかし、一方でポインタをひとたび理解すると、柔軟で効率的なプログラムを書くことができます。本書はC言語のエキスパートとなるために避けては通れないポインタについて、図とコードを多用して、視覚的かつ直観的な理解を促します。また、プログラムが動作するためのメモリ構造と管理方法についても理解できるので、Cに限らず他の言語(JavaやC++、C#など)のプログラマにも役立つ内容となっています。

C言語には、ガベージコレクションがなくて、自身でメモリー管理の必要があったり、本書のタイトルにあるポインタがあったり、その他の言語からきた人は少し馴染みにくいことを、じっくりかつコンパクトに分かりやすく解説してある。

分かりやすくとはいっても、ポインタが全く理解できなかった、あるいはまだ知らないという場合には、ちょっと難しく感じるかも。その場合は、本書のように深くは触れてないけど、分かりやすく、楽しみながら取り組むことができる、Head First Cを先に読んだ方が良さそう。また、ポインタについてなんとなく知っているとか、もっと実践的なことを知りたいなら、(英語を読めるなら)21st Century C: C Tips from the New Schoolを先に読んだ方が良さそう。

なので本書は、上記の2冊を読んだ後にポインタについてより深く知り理解を深めるため、あるいは、すでにポインタについてしっかり理解していて復習の意味で、という感じだと、内容を自然に理解でき、難しく感じることなく読み進むことができる。

ということで、本書のおかげで、よりポインタについて理解が深まったから、今後、よりうまくポインタを使いこなしていこう思った今日この頃。

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