2017年10月12日木曜日

学習環境

集合・位相入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第1章(集合と写像)、4(写像に関する諸概念)、問題5を取り組んでみる。


    1. yをBの任意の元とする。

      yf( A )f( P ) yf( A )yf( P ) xA[ f( x )=yyf( P ) ] xA[ f( x )=yxP ] xAP[ f( x )=y ] yf( AP ) f( A )f( P )f( AP )

      よって、次の包含関係が成り立つ。

      f( A )f( P )f( AP )

    2. 集合をそれぞれA = {0, 1}、B = {0, 1}、P = {0}とし、AからBへの写像をf(0) = 0, f(1) = 0とする。

      この時、f(A - P) = f({0, 1} - {0}) = f({1}) = {0}。

      また、f(A) - f(P) = f({0, 1}) - f({0}) = {0} - {0} = φ。

      よって等号は成り立たない。


    3. 写像fが単射の場合。

      xA[ f( x )=yxP ] xA[ f( x )=yf( x )f( P ) ]

      よって、等号が成り立つ。

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