2017年11月1日水曜日

学習環境

集合・位相入門 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第1章(集合と写像)、5(添数づけられた族、一般の直積)、問題8を取り組んでみる。

  1. 直積Aの任意の元。(選出公理より)

    ( a λ ) λΛ λΛ A λ

    この直積の元が直積Bの元となので、すべてのλに対して次のことが成り立つ。

    a λ B λ

    よって、すべてのλに対して、AλはBλの部分集合となる。

    A λ B λ

    すべてのλに対してAλはBλの部分集合と仮定する。

    aを直積Aの任意の元とする。

    a λΛ A λ a= ( a λ ) λΛ

    家庭より、すべてのλに対して次のことが成り立つ。

    a λ B λ

    よって、aは直積Bの元である。

    a λΛ B λ

    以上より、問題の包含関係が成り立つ。

    λΛ A λ λΛ B λ

    よって、必要十分である。(証明終)

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